


当塾では中学生英語教科書の英文に対訳をつけたカードを中心に授業をおこないます。
中学校で使用する英語教科書には、英語の基本事項がすべて効率よく配列されており、
完全に習得できればTOEIC®テスト600点突破も可能です。
明確な目標を持ち、定期的にTOEICテストを受けて、どこが弱いかを確かめることが
大切なんです。


市井の実験道場である「市川英語村塾」の1コマ当りの授業時間数は、
年間90分×40回=60時間である。しかし村塾生の申告するトレーニング
時間は60時間の数10倍である。この差はどこから来ているのか。
村塾では、上から下への効果的・均質的にモノを教え切ってしまう方法
は取っていない。教授者が効率主義のもとに画一的にモノを教え切って
しまえば、学習者の持って生まれた天質の芽は摘み取られ、後には無気
力な受け身の姿勢が残るのみである。もしも村塾で、教授者が上から下
へ教え切ってしまっていたら、これ程のトレーニング時間は出てこなかっ
たであろうと思われる。

村塾の高く掲げる基本精神は、
『外国語コミュニケーション能力は第三者によって教授されるものではな
く、自らの発意と努力によってのみ習得できるスキルである。したがって、
数ある教授法・学習法のなかで、自己学習こそが教授法・学習法の中心と
なるべきであり、教授者による指導はあくまで補助的な役割にしか過ぎな
いことを認識すべきである』というものである

この基本精神には日本の原風景がある。村塾では教授者は教えるという
ことはほとんどしない。各ユニットで、三つの学習法(音をひたすら聞く、
音読そして筆写)をクラスのみんなでやる。音読カードで、英文は見な
いで、日本語から英文をパッと呼び出せるまでやる。こうして回数を300
回まで上げていく。50回以上になると暗唱ができるようになる。回数を
上げるという作業は繰り返し学習であるから人から教わる必要はない。
村塾では、旧中学英語検定版「コロンブス1・2・3年」をカードにしたもの
(『TOEIC®テスト 600点突破! 音読カード』拙著)を300回やることを義
務付けている。トップレベルの塾生は4カ月~7ヶ月で300回を終え
TOEIC®600点を突破している。

とにかくスタートしよう! そして続けることが大切なんだ。
成功者というのは成功するまで止めない人のことをいうんだ。